着付け師範資格って必要？
こんにちは。
日本和装認定協会 白壁教室に在籍している澤田です。
協会には、楽しくお稽古する「一般着付けコース」と、資格を目指す「着付け師範コース」があります。
今回は、私がなぜたくさん着付け教室があるなかで協会を選んだのか、そして「着付け師範コース」を選んだのか、少し真面目にお話ししますね。
決め手は「少人数」と「自分らしく」
当時はお稽古検索専用のWebサイトがあって、そこで見つけました。
少人数制、モノを買わされない。
これが決め手でした。
実は大学生時代に大手の着付け教室に通っていた経験があるのですが…
お稽古を受ける人数が多いので、どうしても講師に声をかけづらかったです。
ただ、大手の着付け教室だと講師のほかに助手もたくさんいるので、助手に声をかければ特に問題はないと思います。
助手がいるとはいえ、教えてもらっても1回じゃ覚えきれないし、自分のペースで学びたい思いもあって、「少人数制」の協会はとてもありがたかったです。
あとは、大手の着付け教室の場合はカリキュラムに沿って一律に教えるため、指定の小物類の準備が必要です。
まったく道具を持っていない場合なら、お稽古しながら道具を揃えられるので便利なシステムですね。
それにみんな同じ道具を使うから、もし困ったときには周りの様子を見て使い方をチェックすることもできるので、そのあたりも安心感はあります。
ただ、「家にある道具で着たい」というのができないのが困るなぁという思いはありました。
成果を目に見える形で
協会を見つけたときに、一般着付けコースと着付け師範コースの2つがあることがわかりました。
お稽古を頑張った成果を目に見える形で残したかったので、私は迷わず師範取得コースを選択。
学生時代に賞状とかメダルとかトロフィーとか、もらったら嬉しかった思い出はありませんか？
やっぱり形として残るのは、達成感があります。
師範の取得後には、名前入りの看板（長さ30センチくらい…でしょうか）がもらえます。
師範取得後の道は？
師範取得後に教室を開くことも可能です。
2024年には、覚王山教室と津島埋田教室の2教室が開校しました。
もし、教室開校も目指している方は、ぜひ講師に相談してみてくださいね。
師範取得後から教室開校までのステップを聞いてみましょう！
そういう私は、2012年に師範を取得しましたが教室は開いていません。
取得してからもう10年以上も経ちますね。
ただ開かなくても、看板があることで「私、着付けができるんだ！」という自信になります。
また、着付けの楽しさや協会の楽しさを伝える側として関われることがとても嬉しく思っています。
もし「資格、どうしようかな？」と迷っているなら、まずは一歩踏み出してみませんか？
形に残る達成感は、一生の宝物になりますよ。
